3疾患レセの有無とラシックスとにんじんの高血圧治療

ラシックスは一般名フロセミドを用いている医薬品の一つです。利尿薬として古くから汎用されているのがラシックスであり、幅広い高血圧の治療やうっ血性心不全、浮腫一般といった幅広い疾患に使用されます。ループ利尿薬に分類され、ヘンレのループでナトリウムの再吸収を阻害することによりナトリウムと水の排出を促進する効果があり、尿量が増加するというメカニズムになっています。
生活習慣病の中でも高血圧、糖尿病、脂質異常症は3疾患と呼ばれる代表的なものであり、互いに密接にかかわり合っていることが知られています。脳疾患や心疾患などに発展してしまうリスクが高いことから3疾患レセありとなると加入を断る生命保険や医療保険もあり、3疾患レセなしという状態を保つことが健康に生きていくために大きな影響があることを如実に表しています。医療関係の分析を行う際にも3疾患レセの有無で患者を分類することも増えており、その位置づけは医療界において大きくなってきています。
ラシックスは高血圧の治療に用いられますが、最近では第一選択薬として選ばれることは稀になっています。重篤な疾患を患ってしまった際に、他の治療薬の選択肢がなくてラシックスが選ばれたり、多剤併用の際に薬物間相互作用を起こしにくいことから使用されるということが多いのが実情です。また、フロセミドと他の治療薬の合剤もより高い効果を求めるためによく用いられています。
一方、高血圧治療では食事療法が重要であり、にんじんの摂取は効果的な方法です。にんじんにはカリウムが多く含まれており、ラシックスで起こってしまいやすい低カリウム血症を予防することもできます。にんじん嫌いの人にも食べやすい甘い品種も増えていることから積極的に食事に取り入れていくと健康を保てるようになると期待できます。